会社の設立とは

もともと会社は、資金集めをするための仕組みでした。

ヨーロッパでは中世の時代、貿易のビジネスをするにあたっては、船主から船を借りたり、船員を雇ったり、商品の代金を用意したりと、多額の資金が必要でしたので、ビジネスをしようと思い立っても自分1人では、全部を準備できません。

そこで、航海の途中で難破したり海賊に襲われたりなど、ビジネスに失敗したら戻ってこないという覚悟をしてもらうかわりに、儲けが出たらプラスアルファで分配するという約束で、商人等のお金持ちから資金を提供(出資といいます)してもらうことにしました。

このビジネスの初期の頃は、1回の航海ごとに資金集めをし、航海が無事に終わると、お金を出した人(出資者といいます)に出資金を返し、儲けを配当していました。

 

それをもっと近代化させたのが、世界史で勉強するオランダ東インド会社です。

現在の株式会社の原型といわれています。

この会社は、継続的に貿易のビジネスを行うかわりに、航海のつど資金の清算をしないことにしました。

航海があるごとにいちいち資金集めの手続きをするのは大変だし、1回のチャンスで儲けか損が確定してしまうと、出資者のリスク負担が大きいからです。

そこで、仕組みについても合理化が図られました。

例えば、この会社は自ら船を所有し、船長、船員や従業員を雇って、貿易のビジネスを行いました。

お金の管理や現地での貿易は従業員が行うので、船長は航海に専念することができ、業務の効率化が図られます。

また、船長が航海中に病気で帰らぬ人となってしまった場合であっても、出資者にとっては、資金がきちんと管理されなくなる心配がなくなります。

 

私たちのような人間(ヒト)ではないけれども、自分の名で事業を行い、財産を取得したり、契約を締結したり、お金の借入れをしたりすることが、法律によって認められている存在のことを「法人」といいます。

東インド会社のように、歴史的には、法人の活躍が経済の発展に寄与しているのです。

会社の設立とは、いわばこの法人を誕生させる手続きのことです。

 

 

法人は、法律上は人として扱われますが、現実の世界ではロボットのようなものです。

そこで、法人をロボットにたとえて、その誕生の過程を説明します。

 

ロボットの産みの親役(以下、親役)はまず、ロボットの設計図を作成します。

ロボットの性格や構造を決定するもので、法律上は「定款」といいます。

 

設計図が決まると、親役は、それに合わせて、ロボットのためのパーツを取り揃えるための準備をします。

いわゆる出資手続きのことです。

このパーツは法律上の会社財産に当たり、会社ができたあとすぐに運用して、利益を稼ぎ出すためのものです。

 

ロボットは、自ら考え、行動することができません。

そこで、そのブレインとなり、設計図に従って操作する人を選んで決める必要があります。

いわゆる経営者といわれる人たちで、株式会社では、取締役、代表取締役という名称の役員がこれに当たります。

 

こうして、ロボットが組み上がる準備が全て整うと、そのロボットの概要を公の帳簿に登録します。

法律上はこれを「登記」といいます。

登記によって、会社は誕生します。

この点は、子供が生まれたときに戸籍の届出をするのに似ています。

 

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