資本金について
資本金の意味を正確に理解するのはなかなか難しいのですが、資本金を貯金箱に置き換えて考えると、分かりやすいかもしれません。
会社設立時に、会社財産として、お金や場合によっては物を出資してもらうことになりますが、同時にその金額に見合う大きさの、会社財産を収納できる貯金箱を用意して、その器の中に入れるとします(この時点では、貯金箱は満杯状態です)。
設立後、会社がお金を使って仕入れた商品を転売して儲けを得れば、儲けた分の会社財産(これはお金に限らず、売掛金や手形債権になっていることもあります)は貯金箱に入らず、溢れ出ることになります。
そして、出資者に利益配分するときは、この溢れ出た分の中で分配し、貯金箱に入っている分は何かのときのためにとっておきましょう、ということになります。
逆に、商品を仕入れたもののなかなか売れず、使い物にならなくなって廃棄したとしたら、貯金箱の中身のうち、その分の会社財産が減ってしまうことになります。
このとき、貯金箱の大きさ自体は変わらないことに注意して下さい。
以上から、資本金の大きい会社ほど信用があるとは限らないことが分かります。
大きい貯金箱を持っていたとしても、中身が空っぽの場合もあり得ます。
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