人生と経営はタクシー運転手が教えてくれる
読みました。
「人生と経営はタクシー運転手が教えてくれる」(著者:小宮一慶)です。
超一流の経営コンサルタントの方が書いている本だけあって、かなり面白く、勉強になる本でした。
印象に残った内容をいくつかピックアップしてメモしておこうと思います。
■小さなことを丁寧にやる人がプロになれる。
■夢と志がその人の未来をつくりあげる。
■組織の求心力となるのは、お金ではなく「考え方」。理念やビジョンが大事。社会に貢献するなどの正しい考え方を求心力にする。
■経営者というのは「特権」ではなく「役割」であり、「責任」である。
■「部下が同じことをやっても許せるか」を自分の行動の判断基準にする。
■油断すると、一気に坂を転げ落ちることになる。
■経営者はリスクに敏感である必要がある。特に、ダウンサイドリスク。失敗した時にそれだけの損失を被ることになるのかは常に考えておかなければならない。
■どんなに誠実な人間にも「出来心」は起きるものである。もし何かの理由でどうしても大金が必要になり、その大金が目の前にあったら、それに手をつけてしまうのが人間である。こうした出来心を起こさせないように、日頃から注意を払っておく(未然に防止するための仕組みを作る)のも経営者の仕事であり能力である。
とても勉強になりました。
心が洗われるような本でした。
読書は本当に大きな気付きを与えてくれますね。
もちろん、実践からの学びも大事にしていきます。
これからも貪欲に勉強し続けていきます。
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